よく、せわしなく動き続けたり、喋り続けたりというようなお子さんを「活発な子」などと表現したりします。もちろん、明るく元気に動き回る姿は可愛らしく微笑ましいとも言えるでしょう。しかし、園内や他にもお子さんの多くいる環境の中では、ぶつかったり、思わぬ事故に繋がりかねないため、保護者や保育者は目が離せないのではないでしょうか。一方、そういった活発なお子さんとは対照的に、全く行動を起こさなかったり、お喋りをせず静かにしている「内気な子」もいるでしょう。このような子は、事故や怪我などの心配はあまりないと言えるでしょうが、何を感じているのか、どうしたいと思っているのか、我慢しているのではないのかといったように、それはそれで頭を悩ませるのも事実なのではないでしょうか。発達障害を抱えるお子さんなどは、特にその表出が顕著とも言え、外面的なところだけでお子さんを判断するのは危険であると言えるでしょう。上記にあげた両極端なお子さんたちですが、その感覚を突き詰めて見ていくと、ある共通点があるということがわかっているようです。それは、共に「感覚が偏っている」ということと言われています。そこを理解していくためには「固有覚」と呼ばれる感覚と、「前庭覚」と呼ばれる感覚のそれぞれの視点からお子さんを見つめる必要があると言えるでしょう。この二つの言葉は、なかなか普段の生活では耳にしないものなので難しいと感じてしまう方もいるかもしれませんが、発達支援という観点から見ると、とても重要な言葉と言えるため、覚えておくと良いでしょう。正しい知識を身につけ、お子さんの成長を支援していけることが、何よりも望ましいと言えるでしょう。