発達障害を実際に、「障害」と考えるべきであるかどうか・・・、という見直しが行われているようです。「発達障害」と日本では呼ばれていますが、この呼び方は、英語の「Developmental Disorder」を翻訳したものです。「Developmental」は「発達」、「Disorder」は「障害」と訳されています。「Disorder」には、「障害」の他に、「混乱」「無秩序」「無規律」などといった意味をもっています。かつては、発達障害は医学的な治療を必要とする「障害」と考えられてきましたが、その脳の障害と考えられている脳機能障害の特性は、必ずしも社会生活に支障を及ぼすものではないのではないか、という見解がなされその呼び名の見直しが検討されているようです。現在は、発達障害を見聞きした事のない人にも、理解が得られるよう「発達障害」という呼び名を使用していますが、実際の医療現場や研究機関では、発達障害を「障害」とは認識はせず、その人個人の特性、個性であると捉える動きも出てきています。発達障害と呼ばれる障害は、障害をもつ当人の問題ではなく、当人と接点をもち関わりをもつ人々の、相互の認識のズレが、コミュニケーションの溝を作っているだけではないか、という考え方が主流となっているそうです。医療、福祉などの観点から、支援を受けることが不足し、社会生活に支障が出た時に、はじめて「障害」と呼ぶ事が正しいのではないかという考え方です。

 

地球上の人間の姿形、内面も含め、違いばかりです。違って当たり前の事実を、お互いの規定やルールに当て込み、お互いを理解しようとせず、コミュニケーションの溝を作ってしまう事が、「障害」を生み出しているのかもしれません。

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